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ジャッキー・チェンは、日本でも絶大の人気のアクションスターだ。そのジャッキー・チェンの発言は、影響力がある。問題発言は当然波紋を広げる。
文化活動の自由についての記者への質問に、
「中国人は管理される必要がある」と、 自由社会の大スタージャッキー・チェンはこたえた。
記者会見での発言だ。発言によって拡がる波紋も計算した上だと思ったが、勿論、個人的な見解である。地元香港や台湾などの非難も計算した上での発言と個人的には思っているが、真意は分からない。計算づくの発言と考える根底には、ビジネスマンとしてのジャキー・チェンが向ける巨大な中国市場への眼差しだ。
「自由すぎると、香港のように混乱する」とか、「台湾も混乱している」とか発言は続いた。混乱が何を差すのかと、様々な疑問も湧いてくるから、視点をずらして考えてみる。
「自由すぎると、香港のように混乱する」とか、「台湾も混乱している」とは、現在の香港や台湾の行き過ぎた自由主義への批判だと思う。そんな批判は特別のことではない。日本の道徳人が、日本社会の混乱的状況を憂慮する声と同様の発言だ。
しかし、
「中国人は管理される必要があると思うようになってきた」となると、簡単に理解できない。特別の意味もありそうで、簡単には理解できそうにない。
中国人はの、中国人が変だ。中国社会ではなく、中国人である。その中国人に香港人も入ってないのかと問いたい。ジャキー・チェンの言う「中国人は管理されるべきと、思うようになった」は、如何なる前提があっても理解できないが、逆説的に考えると、中国政府への皮肉と言えないこともない。しかし、そうでもなさそうである。
如何なる前提でも、「自由を制限すべき」とは、納得できない。中国政府の言論規制などに批判的な香港の多くの住民から非難の声が上がるのは当然だ。中国政府の管理に反対する少数面族からも怒りの声が上がるだろう。自由な発言が出来ない中国国民は兎も角として、中国の管理社会の弊害を受ける周辺の人々は黙ってはいないだろう。管理社会中国でも、インターネットは完全管理は無理で、インターネット上には自由がある。その、インターネット上では、当然非難批判が噴出するだろう。
「テレビは日本製を買う。中国製のテレビは爆発するかもしれない」とも言ったと言うが、 それは、中国には悪いが、当然だ。日本人にとっては、毒入り餃子などの中国食品の苦い経験からも、当然だと思う。中国製品への信頼は日本にはない。
しかし、影響力のなる大スターの発言としては、思慮に欠ける。魅力的な中国市場を考えての発言の思いは消えた。
「奴隷根性の持ち主」とか、「香港の恥だ」とか、地元香港のマスコミの非難の声は当然だ。ジャッキー・チェン発言の波紋は拡がり続けるだろう。 それにしても、ジャッキー・チェン発言の真意は何だろう。
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